青島地域情報 ~青島はこんなところ!~
「青島」と聞いた日本人がまず想像するのは「青島ビール」。しかし、地図でどこにあるか指させる人は残念ながらまだまだ少ない現状です。青島市の面積は11,282㎢で京都府の2.5倍の大きさです。また人口は769万人で京都府の人口の約3倍となっています。在青島日本国総領事館によると1,879人(2013年)の日本人が生活しており、街の規模がコンパクトで気候もよいため、過ごしやすく居心地の良い街です。
ここでは、知っていれば「青島通」という情報を少しご紹介します。
「青島市はこんなところ」
- 総領事館、日本人学校、JETROのいわゆる三種の神器が揃っている街
(中国では北京、上海、広州、大連、青島の5カ所のみ) - 中国最古(紀元前5世紀)の天文台琅琊台がある。(青島地元の白酒の名前でも有名)
- 中国の海抜0メートルの水準点がある。
- 世界最長(36.48km)の海上大橋である胶東湾大橋がある。
(橋はT字型になっており青島と対岸の黄島、北岸の紅島を結んでいる) - 青島港コンテナ取扱量 1550万TEU 世界第7位(2013年)
(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸の5港の取扱総量とほぼ同量) - もっとも幸せな都市 95.08ポイント 中国358都市中 1位(2013年)
- ホテル稼働率 68.47% 中国主要50都市中 2位(2012年)
(ホテル宿泊単価も第5位 全国星級飯店統計広報より) - 青島ビール 中国ビール市場シェア2位(1位は華潤雪花ビール)
- 家電の2大企業 ハイアール 白物家電分野で世界シェア1位
ハイセンス 液晶テレビ販売シェア10年連続 中国国内1位
山東省及び青島の生活情報についてジェトロが作成した「青島・済南スタイル」があります。ジェトロ青島事務所でも配布しておりますが、以下、ウェブサイトよりダウンロードが可能です。
http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/reports/07001245
<位置>
中国の華北の東端にある山東半島の真ん中にある都市です。
<アクセス>
飛行機
関西空港から青島空港へ2時間30分~3時間で到着。日本からは東京、関西、名古屋、福岡から直行便が飛んでいます。
船
下関、青島を結ぶオリエントフェリーが週2便。青島発は月、木で翌々日着。下関発は水、土で翌日着。
<おまけ>
同志社大学海外協定大学・・中国海洋大学
この校舎は大正9年に日本人の三上貞氏により設計され、当時日本人中学校として建てられたもので、現在は中国海洋大学となっており、海洋学部や水産学部といった特色のある学部が有名。
以上